昔から、なんの心配も無く安心してリラックスできることを
「枕を高くして寝る」
なんて言いますが、これは中国の歴史書「史記」の中の一節だそうです。
戦闘状態の中では、寝る時に頭を地面につけておくと敵がやって来た時すぐ察知できる。
敵が攻めてくる心配が無ければそんなことをする必要も無いので、
高い枕で寝ても安心ですよということだそうです。
他にも、世間知らずは苦労が無くていいねぇということで
「世間知らずの高枕」とも言うそうです。
なんだか高い枕は安心の象徴みたいですね。
でも、本当の意味での安眠、よい眠りのためには
高すぎる(価格ではありません(^-^;)枕はNGですね。
頭やくび、背骨の形状は人それぞれなので具体的にどれくらいからが高すぎる枕かということは言えませんが、合わない枕によってづ頭痛、寝違え、めまい、腕のしびれ、背中の痛みなどの症状が出ている場合もありますので、枕選びは本当に大事です。
最近テレビで見かける枕外来の先生のお話では、寝た姿勢で両手を胸の前で交差して楽に寝返りがうてる高さがいいそうですが……
一日の4分の1から3分の1は睡眠時間なんですから
無頓着に世間知らずではいられませんね。